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2017.3.25ブログ

【代表・城のコラム】vol.3~夫が家事代行を受け入れた日

こんにちは。ES(エス)キッチンの城です。

今日は、前回の我が家が家事代行を導入した日に続き、夫が家事代行を受け入れた日について書いていきます。

夫婦において、夫または妻どちらかは家事代行に肯定的だけど、一方は否定的な考えをお持ち、というご家庭は多いのではないでしょうか。

ESキッチンをリリースした際、知人のパパに、「ぜひ利用して欲しい」と伝えしたところ、「自分は絶対利用した方がいいと思うんだけど、妻は、他人を家に入れることや、家事代行を入れることに否定的で・・・」という返事をいただきました。

我が家も、私は家事代行サービスを導入したいと思っていた一方で、夫は否定的でした。
そんな夫は今では、掃除で来て下さるシルバーさん(シルバー人材センターの方)に、自分が出張した際お土産を買ってくるほど、仲良しです(笑)。

そうなった経緯をお話したいと思います。

出産後、仕事と育児の役割分担で夫婦間の喧嘩が絶えなかったことが原因で、私から家事代行を利用したいと提案した際、家事代行に否定的だった夫から最初に下記条件が提示されました。

「他人を家に入れたいとは思わないので、自分がいない日にやってくれるならいい」
「自分は必要だとは思っていない。必要なのは君なんだから、家計からではなく、君のお金でやるならいい」

そこから我が家の家事代行利用が始まりました。

週1回掃除で区のシルバーさんに来ていただくようになり、とにかく家の細かいところがキレイになるようになりました。いつもどんなに頑張っても、ご飯の食べかすと、おもちゃと、洗濯物で埋め尽くされていたリビングがすっきり片付き、トイレ・洗面台・窓など、滅多に掃除しないところも、毎週キレイにしてくれます。

そこで起こったことは、散らかった部屋に文句を言い、疲弊していた私の精神状態が、とても穏やかになったことです。
喧嘩の一番の原因は、私がイライラして夫に当たることだったので、その頻度が極端に減りました。

そして、いつもは私が在宅している時間にシルバーさんに来ていただいていたのですが、仕事の都合で私が対応できず、主人にお願いする日が、やってきました。

最初は文句を言って引き受けてくれたのですが、シルバーさんの人柄、仕事ぶりを見たことで、「いい人が来てくれるようになって良かったね」と、その価値に理解を示してくれるようになりました。

何かの記事で、夫婦円満の秘訣は、「妻の機嫌がいい状態であること」というのを読んだことがあります。

我が家もまさにそうで、夫にとっては私がイライラしないで穏やかでいてくれることが何よりの望みだったようです。この一件から今では、我が家には色々な家事育児のサポーターさんが出入りするようになりました。

家事代行をお願いした当初、掃除が中心で、「俺のパンツをさわられるのは・・・」と言っていた夫も、今では洗濯も全部お願いしています。私も自分の下着を干してもらっていますが、全然気になりません(笑)もう、全部お願いした方が、こちらも気持ちよく過ごせます。

最近は、月の半分は夫にいてもらって、シルバーさんに掃除をお願いしています。夫とシルバーさんはとっても仲良しで、楽しそうに会話をしています。

もちろん、来てくれる方との相性はとても大切だと思いますが、それはこちらが選べばいくらでもコントロールできるものだと思います。

ESキッチンの事業を行っていてすごく感じているのは、利用する最初の一歩のハードルが高いことです。家事代行に対してネガティブなイメージを持っていたり、家族の同意が得られなかったりなど、私も家事代行を利用するまでに2年半かかっているので、とても気持ちがわかります。

でも一度利用して、自分がメリットを感じ、家族もそれを受け入れてくれると、とても気持ち良く利用できるようになります。

是非、我が家を一つの参考にしていただき、夫婦円満で、疲弊せず、子どもに余裕を持って笑顔で過ごせる時間を増やしていただけたら、そしてそのことで子どもがより元気に幸せになっていただけたら、嬉しいです。