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2019.11.14ブログ

【子どもの食コラム】朝ご飯を食べると学力がアップする!?

こんにちは。エスキッチン食育サポーターの淵江公美子です。

皆さまは、朝ご飯をしっかり食べていますか?

「朝ご飯を食べると、学力がアップする」と耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、本当でしょうか。

文部科学省の平成29年全国学力・学習状況調査を受けた小学6年生を、
「朝食を毎日食べている」「どちらかといえば食べている」「あまり食べていない」「全く食べていない」の4グループに分け、
国語A・B、算数A・Bの4科目について平均正答率を比較しました。

その結果、平均正答率は4科目全てで朝食を全く食べない児童は、毎日食べる児童より低いことがわかりました。
平均正答率の差が最も大きかったのは算数Aで、毎日食べる児童が80.1%だったのに対し、全く食べない児童は60.7%にとどまる結果でした。
この結果から、毎日朝食をとる子どもは、ペーパーテストの得点が高い傾向があると言えます。

勉強をする時に使う「脳」にたくさん働いてもらうためには、「ブドウ糖」という栄養が必要です。
この「ブドウ糖」は、ご飯や、パン、麺類などの主食に多く含まれます。
さらに、「脳」をしっかり働かせるためには、「酸素」が必要で、
酸素を運ぶヘモグロビンの材料となる「鉄」「たんぱく質」「ビタミンC」もしっかり摂ることが大切です。

このように、勉強に集中するためには、
朝食をしっかり食べ、「脳」を活発に働かせる必要があります。

また、独立行政法人日本スポーツ振興センターの「児童生徒の食生活等実態調査結果」によると、朝食を欠食する子どもは、「つかれる」「いらいらする」などと感じる割合が高いという調査結果も出ています。

人間のからだには体内時計と呼ばれるものがあります。
一日単位で、睡眠や体温、血圧やホルモン分泌などの変化をつかさどっている大切な機能です。

この体内時計に逆らって、不規則な生活をしていると、
体内時計と生活リズムのズレによって、身体と心もバランスが保てなくなってしまい、感情が不安定になってしまうことがあります。
これが、「つかれる」「いらいらする」といった感情を感じやすくなる原因となります。

朝食をしっかり食べることで、脳と身体をしっかりと目覚めさせ、
体内時計と生活リズムの「ズレ」をなくすことが出来ます。

食事で子供の集中力がアップする方法はこちらを参考にしてみてください。↓
https://iko-yo.net/articles/3955

エスキッチンで、離乳食・幼児食応援プラン、お手伝いプランをご利用いただいている方の中には、
出来上がったお料理を、朝食でお召し上がりいただいている方もいらっしゃいます。

例えばこの日の作り置きメニューには、マカロニサラダ、卵焼き、ほうれんそうのお浸し、お味噌汁が含まれています。
これらは、朝食に召し上がっていただいても良いですね。
余ったら冷凍保存することも可能です。

仕事や家事に忙しいパパ・ママが、朝食の準備をする時間を確保することはとても大変だと思います。

朝食でも食べられるメニューを離乳食・幼児食応援プラン、お手伝いプランでお入れすることも出来ますので、
食育サポーターや事務局までお気軽にご相談くださいませ。

有意義な一日を過ごすために、毎日しっかりと朝食を食べ、勉強やお仕事を頑張りましょう。

エスキッチンのお申し込みはこちらから↓
https://es-lifeagency.co.jp/application/

参考文献
文部科学省「平成29年度全国学力・学習状況調査」 子どもの生活習慣づくり関連データ【最新版】
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shougaku/hayane-hayaoki-asagohan/documents/seikatusyukan-gakuryoku.pdf

平成22年度 独立行政法人日本スポーツ振興センター 児童生徒の食生活実態調査【食生活実態調査編】
https://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/kenko/siryou/chosa/syoku_life_h22/H22syokuseikatsu_7.pdf