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2017.2.28コラム

【代表・城のコラム】vol.1~我が家が家事代行を導入した日

こんにちは。ES(エス)キッチンの城です。

日本では、家事代行を利用したことがある、あるいは利用している家庭は圧倒的に少なく、経済産業省の調査では「家事代行サービスを利用した」との回答は3%にとどまるそうです。
我が家も、家事代行を利用するまでに、2年半という月日がありました。
今日は、我が家が家事代行を導入した日についてお話したいと思います。

 

子どもが生まれて全く変わった生活

子どもが生まれるまでは、夫婦ともに仕事中心の生活で、お互い家で食事を取る日は月に数回あるかないか。そのため、キッチンはほとんど汚れることもなく、夜寝るために帰ってくるような生活のため、掃除も週末に少し掃除機をかける程度。洗濯も週1~2回洗濯機を回すか回さないかで、家事をしなければならないという感覚はほぼありませんでした。

しかし出産後は、生活が180度変わりました。

子どもが生まれるまでは、週1掃除機をかければよかった床が、毎日掃除機をかけないといけないほど食べかすで汚れ、その床におもちゃや洗濯物が散らかっている光景が日常となりました。疲れ切って帰宅した後、それを片付ける時間や気力もないまま、子どものお迎え、夕飯作り、お風呂入れ、寝かしつけと、初めて家事に追われるという感覚を持つようになりました。
(今もですが、平日、保育園のお迎えから寝るまで、ほぼ座っている時間はなく常に何かしている状態です)

当然、今まで家事分担などで喧嘩もしたことがなかった主人と、喧嘩が頻発するようになりました。

 

家事代行を導入することへの壁

しかし、家事代行を導入するまでに2年半という月日がかかった理由は、

■ 出産当初、そういう選択肢がそもそも頭になかった
(周りに使っている人がいない・一部のセレブな人が使うものというイメージ)。
■ みんな自分たちでやっているんだから、自分も頑張るべき
■ 主人がフレックス勤務で子育て時間に帰宅でき、2人で育児・家事ができる環境で、そんなサービスを使う必要がない
(特に主人はこの主張が強くありました)
■ 保育園料やおむつ・ミルク代など出費が増えているのに、さらにお金をかけて大丈夫なのだろうか、という心配
■ 目の前の育児、家事に追われ過ぎて、調べる、考えるという余裕も、最初の1年はほぼない

と、主に気持ち面の抵抗が大きかったと思います。

ここから、我が家が家事代行を導入することになったのは、周りの働くママたちとの情報共有が大きくありました。
仕事と育児の両立はみんなが悩む共通の話題です。
外で活躍する時間が長いママほど、どうしても家事にかける時間は短くなります。それを自分が仕事を早く切り上げて、家事に回すか、お金をかけて、誰かに依頼するかという2択になった時、後者を当然選んでいました(家事を自分でやることが喜びとしている人は別です)。

また、私の周りはフリーランスの方も多く、自宅で仕事をする時間が多い方もいます。そんな方も、あえて家事代行を利用することで、その時間も仕事に集中して取り組み、保育園のお迎えにいく時間には、仕事も家事も終わった状態で、子どもとの時間に切り替えている方もいました。

一方、そういうサービスを一切使わず、シングルマザーで子育てしている友人、夫の帰りが遅くワンオペで2人・3人の子育てをしている先輩ママたちもいます。そんなママたちの日常を聞けば聞くほど、私は、子どもはまだ1人で家族の協力も得られるのに、こんなに家事が苦しいと思ってしまう自分自身に自己嫌悪を感じ、「苦しい」と言ったらバチがあたる!と思って、自分のうちに留めておこうと思っていた時期もありました。

そんな風に、頑張ろうと思っては挫折し、疲弊していた私は、周りの働くママたちの情報を得るようになり、「みんなが頑張っているからではなく、自分らしい育児や家事のやり方を模索し、家事代行を入れてみよう」という考えに、だんだんと変わっていきました。

 

家事代行を経験してみて

そこで、私が利用を決めたのが、まずは掃除代行でした。いくつか、民間の家事代行も利用しましたが、サービス頻度を考え、区のシルバー人材センターに依頼することを決めました。

電話をした際、「ニーズが多く3ヵ月程度お待ち頂きます」と言われましたが、運よく1ヵ月程度で、シルバーの方が見つかったと連絡があり、我が家から徒歩3分のところに住む60代のお掃除が好きな方が我が家に来ることになりました。年齢は上でしたが、とても気さくでお話も好きな方だったので、私もすぐに安心してお願いできると思い、利用をスタートしました。

週1回2時間の利用ですが、「何でもっと早く頼まなかったんだろう?」と、悩んでいた2年半を後悔しました。週1回の利用が、私の精神状態をとても穏やかにしてくれるものに変わりました。費用も、1時間1,080円です(私が住んでいる区の場合)月5回利用してもちょうど1万円程度。

最近は、お願いする場所を伝えなくても、時間いっぱい、気づいたところをどんどんキレイにしてくれます(朝ごはんの食器を洗えず置いておいた際も、洗ってしまってくれます)。同じ地域に住んでいる方ということもあり、スーパーの情報を共有したり、地域の情報を教えてもらったりしています。子どももよく懐いており、我が家にとって、欠かせない存在になりました。
最初、自宅に第3者を家に入れるということに抵抗が強かった主人も、今では全く考えがかわりました(この話はまた今度書きたいと思います)。

そんな我が家の家事代行の導入が、私の中で、家事育児両立の革命となり、その後ES(エス)キッチンの立ち上げにも繋がってきます。きっと、家事代行を利用することに抵抗がある方は、まだまだ多いのが現状だと思っていますが、自分らしい育児、家事の両立の選択肢として、今後広がっていったら嬉しいなと思っています。