こんにちは。エスキッチン食育サポーターで管理栄養士の淵江です。
近年、保育所や幼稚園、学校等で食育活動が盛んに行われるようになってきました。
しかし本来「食育」は、イベントとしてではなく、各ご家庭で自然に行われてきた歴史があります。
「食育」は決して特別なことではなく、日常的に食事のマナーを身につけたり、料理のお手伝いをしたりと、習慣的・継続的に行っていくことが重要です。
そこで今回は、家庭で出来る子どもの食育について5つご紹介していきます。
1)みんなで楽しく食べる
誰かと一緒に食事を食べると、楽しさや美味しさがアップするのでおすすめです。
食事はただ単に栄養をとることが目的ではありません。その日の出来事を話したりすることで、コミュニケーションが生まれ、楽しく、美味しく食べることができ、食卓に笑顔が増えます。
家族やお友達を誘って一緒に食事を食べ、「美味しいね。」と語り合うのも良いですね。
誰かと一緒に食事を食べることは、コミュニケーション以外にも様々なメリットがあると言われています。
詳しくは、こちらの記事を参考にしてみて下さい。↓
【子どもの食コラム】食事を通して家族のコミュニケーションを図る
2)3食規則正しく食事を食べる
3食しっかり食べることも「食育」の1つです。
3食しっかり食べることで、エネルギーを蓄え、元気に活動出来るようになるからです。
子ども達がこれから成長していく上で、たくさん学び、元気に過ごす基礎となる食事。子ども達には、3食しっかり食べる習慣を身につけ、すくすくと成長して貰いたいですね。
特に朝ご飯は、朝から活動的にイキイキと過ごすスイッチを入れることにも繋がるため、とても大切だと言われています。
朝ご飯の大切さは、こちらの記事を参考にしてみて下さい。↓
【子どもの食コラム】朝ご飯を食べると学力がアップする!?
3)食事のマナーを身につける
ご家庭で、食事のマナーを自然と学習していくことも「食育」です。
食事のマナーを身につけることは、一緒に食事をする人が気持ち良く食事が出来る気配りにも繋がります。
食事のマナーの中でも大切なのが、食事の挨拶です。「いただきます」や「ごちそうさま」といった元気な声が聞こえると、食卓が明るくなりますね。
食事マナーについては、以下の記事も参考にしてみて下さい。↓
【子どもの食コラム】食卓から社会のマナーが身につく
4)苦手な食材に挑戦してみる
苦手な食材を少しでも食べられるようにチャレンジすることも、家庭で出来る立派な食育です。
お野菜を細かく刻んで、子どもが大好きなカレーやハンバーグに混ぜても良いですし、可愛く野菜を型抜きしてスープ等に入れてみるのも良いでしょう。
エスキッチンのお手伝いプランでは、お子様の偏食が解消するよう、食育サポーターがお子様と一緒に苦手なお野菜を使ってドライカレーを作りました。
お子様自身が自分で作ったドライカレーは、とっても美味しかったようです。↓
【ご利用家庭紹介Vol.33】子どもの偏食に悩むママのお悩みを解決
5)料理のお手伝いをする。
どの食材をどのように調理すれば料理が完成するのか、料理が出来るまでの過程を子どもに知ってもらうことも身近な食育です。
調理の過程を知ることで、食材や生産者、調理者等への感謝の気持ちも育まれます。
エスキッチンのお手伝いプランでは、お子様からパパやママに日頃の感謝の気持ちを込めて料理を作ったという事例もございます。↓
【ご利用家庭紹介Vol.57】娘からパパへ。感謝の気持ちを料理で。
ご家庭での「食育」は必ずご両親が行わなければならないものではありません。食のプロである「食育サポーター」を頼りにしていただくのも一つの方法ですね。
「食育」は保育所や幼稚園、学校等で行う特別なイベントだけではなく、家庭で継続的・習慣的に行うことが大切です。各ご家庭で、食の楽しさや大切さを学ぶ子ども達が増えたら、とても嬉しいです。
エスキッチンでは、お子様に各ご家庭で食育の大切さを伝えたいという想いを持った食育サポーターを募集しています。少しでもご興味がある方はこちらからお気軽にお問い合わせ下さいませ。↓
https://es-lifeagency.co.jp/supporter/